新茶の摘採から学ぶ掛川茶の現場

新茶の摘採から学ぶ掛川茶の現場

chittöのパートナーである松下さんの茶園にて、新茶の摘採作業を見学してきました。


車中、山の澄んだ空気と気持ちのいい朝日を感じながら茶畑に向かい、到着するとそこには絶景が。
温かい日差しの中、緑茶の香りが漂う茶畑はとても美しく、その静寂に心が癒されました。


かぶせ茶用の布である寒冷紗(かんれいしゃ)の巻き取り・回収と、乗用型摘採機による作業が始まります。
※かぶせ茶とは、寒冷紗などで1週間前後、茶の木を覆い、日光を遮って育てます。陽の光を当てないことで、渋みのもとであるカテキンが少なく、旨味のもとであるテアニンを多く含んだ茶葉に仕上がります。


広大な敷地での作業のため、その都度ルートを話し合い、常に声掛け・連携を取りながら行っていました。
大変な作業の中でも、皆さん終始明るい雰囲気だったのも印象的です。
お忙しい中、丁寧に説明して頂いたり、優しい対応ありがとうございました。


また、寒冷紗を巻き取る際、人力の巻取り機を使っており、茶畑の立地によって使用する機械や工具、摘採の工程などの違いを学ぶことができました。

掛川市の茶畑は山の斜面にあることが多いため、そこでの作業はより一層大変なものになってくるのかなと、農家さんの苦労が伝わります。


そのような作業を見学しながら茶畑にいると、農家の皆さんの苦労や情熱が伝わってきます。

一年を通して大変な作業が待ち受けていますが、そのおかげで、この美しい風景が保たれ、掛川茶の味や香りが一層深味を増すのだと感じました。


茶畑の農道は他のお茶農家さんも通り掛るのですが、初めましての方とも『今年のお茶の出来具合どう?』『今日は暑いけど、作業頑張ってね。』などと、お互いを尊重・労う気持ちで、お茶を通じた会話が自然と生まれていました。


お茶に愛情を注いでいる人たちや自然と触れ合うことで、より一層掛川茶の美味しさを堪能できる。
茶畑を訪れたことで、新たな魅力や楽しみ方を見つけることができました。


今回の見学でchittöの商品ができるまでの物語をより深く感じ、初心を忘れず、あらためて自信を持って皆さんにお届けしたい商品だと実感しました。


美しい茶畑の風景を思い浮かべながら、chittöの日本茶を五感でお楽しみください。

 

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